「重層長屋」の協同研究で親子交えワークショップ コスモスの「ココラボ」
住宅新報 2011年8月23日 号 10面
住空間研究の産学協同プロジェクト「ココラボ」を展開中のコスモスイニシアは8月7日、小学生の子供を持つ親子8組を対象に「夏休みワークショップ」を東京藝術大学キャンパス内で開催した。
06年度にスタートしたココラボだが、今年のテーマは「都市部の重層長屋」。旗竿敷地を効率的に活用し、住空間を上下に重ねたメゾネットタイプの住まいの研究だ。このタイプの住宅を建築するに当たり重要となる、(1)各住戸の玄関前の路地空間の活用(2)重なり合う住戸の立体的な関係性--について、参加する東京藝術大学美術学部建築科(元倉研究室)、東京電機大学未来科学部建築学科空間デザイン研究室(山本研究室)、共立女子大学家政学部建築・デザイン学科(堀研究室)の3研究室や住まいに関心があるエンドユーザーと共に、11月まで研究を重ねていく。
8月7日のワークショップでは、敷地内に設置する「路地」と「住宅」の関係性に焦点を当てた。大学研究室のメンバーと8組の親子が、段ボールパネルを使って自分たちの家を組み立て、それぞれの家を路地に面した形で結合させて8世帯が暮らす1つの「マチ」をつくった。近年、プライバシーを重視する住宅が多く供給されている中で、「コミュニケーションを育み、出会いの多い路地空間がもたらす暮らしの豊かさ」などについて考えるワークショップとなった。













