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スタンダード会員限定大通り沿いの角地も 虎ノ門・新橋地区ビル 建て替え計画も相次ぐ 飯野ビルは今秋開業(1面から続く)

住宅新報 2011年8月23日 号 8面

 外堀通りから南に数100メートル進むと、3年後の完成を目指して工事が真っ盛りの環状2号線(別名マッカーサー道路)がある。この道路周辺も工事用のクレーンが林立。3月の大地震で傷んだビルの改修工事なども加わって、今やこの地区一帯は空前の工事ラッシュの様相である。

 その中で、外堀通りと日比谷通りの角地に立っていた旧新日本石油の本社ビル(西新橋)の解体工事が終盤を迎えた。風格のある石造りのビルだったが、既にその姿は消えた。建て替え計画はまだ明らかではないが、敷地も広く、30階建て前後の超高層オフィスビルになると見られる。

 そこから一本、虎ノ門寄りの祝田通りとの角地でもビルの解体工事が進む。旧虎ノ門ビルで、通産省(現経産省)の並びにあり、かつて北海道拓殖銀行がテナントとして入っていた老舗ビルだ。こちらも解体工事は半ばを越えた。

 解体工事は埃や騒音が発生するだけでなく、工事車両の出入りなど、通行人にとって厄介だが、2つの交差点の角地に立つビルの工事はようやく終わりに近づいている。この外堀通り沿いではほかにも幾つものビルが壊され、空き地が目立つ。隣接地の買収や共同事業化を計画しているところは、経済変動の波に弄ばれるように、大半は駐車場のまま進展していないのが実情のようだ。

 だが、順調に進んだ話題のビルもある。経産省と日比谷公園と隣あわせになる飯野海運の新しい飯野ビル(27階建て、延べ床面積10万6000平米)。旧ビルはイイノホールと商店街を収容する名物ビルだったが、新ビルにもその機能を備えた最先端の環境対応ビルとなる。今秋に開業するが、話題のビルとして不動産業界でも注目されている。

 このほか、虎ノ門交差点から南に下った桜田通り沿いでは、この数年で東急電鉄やヒューリックなどが隣接地を含めたオフィスビルの建て替え事業を完成している。最近では、日本ガス協会がビルを解体、9階建ての新ビルの建設に入った。古いビルの多かった虎ノ門・新橋地区は、新たなスクラップアンドビルドの時代に入ったようである。

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