クラブヴォーバン勉強会 「日本エネパス協会」を促進 燃費表示で省エネ性能を数値化 米国の評価制度導入 日本エネルギースター協会
住宅新報 2011年8月16日 号 4面
低炭素型のまちづくりに取り組む(社)クラブヴォーバン(東京都千代田区、早田宏徳代表理事)がこのほど、毎日新聞東京本社内で第5回「環境先進国・ドイツに学ぶ勉強会PJ25」を開いた。『エネルギーパス』に関連するこれまでの取り組みと今後の展開について報告したほか、クラブから独立する形で7月に発足した(社)日本エネルギーパス協会(同)の概要を紹介した。
エネルギーパスとは、その建築物で1年間に必要な冷暖房エネルギーを平米単位で示すもの。燃費が住宅選びの指標に位置付けられることで、環境負荷低減に対する意識向上や省エネ改修の促進を見込むことができる。発祥の地ドイツでは不動産の売買や賃貸借の際、取引に携わる事業者が取得または提示することを義務付けており、EUの各国に同様の動きが広がりつつある。
勉強会では早田氏が基調講演。まず、インドや中国の経済成長を踏まえて「埋蔵量については諸説あるが、現状のペースで化石燃料を使い続ければ価格は必ず高騰する」と指摘した。続けて、東日本大震災後にエネルギーを取り巻く環境が変化した国内情勢にも言及。「再生可能エネルギーを始め生産エネルギーに注目が集まっているが、消費エネルギーを減らすことも同時に行わなければならない」と話し、建築分野で燃費削減に取り組む意義と、それを実現する手段としてのエネルギーパスの重要性を強調した。「環境先進国」ドイツ













