都心空室率は小幅改善 東京ビル市況7月末時点 平均賃料は弱含み続く
住宅新報 2011年8月16日 号 3面
東京都心区のオフィスビルの空室率が、徐々に改善を見せてきた。オフィス仲介大手3社の7月の市況調査によると、賃料は依然弱含みだが、平均空室率は横ばいから小幅な改善となった。
三鬼商事の東京都心5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況(7月末)によると、平均空室率は前月比0.05ポイント低下の8.76%。4カ月連続で低下した。新築、既存ビル共に成約や入居が進み、1カ月間に5区の空室面積が約5000坪減少した。
既存ビルの平均空室率は8.55%、前月比0.02ポイント低下。コスト重視の統合や集約に伴う解約が見られたが、自社ビルからの移転や好条件のビルの成約や入居も進み、空室率は小幅に改善した。新築は、高稼働のビルが既存区分に移行し、空室率は20.43%と同0.31ポイント上昇。ただ、1棟が満室稼働するなど、新築募集はおおむね順調で満室、高稼働のビルが増えている。













