住宅会社 「蓄電池付き住宅」開発へ 究極の省エネへ動く 『3.11あの時から変わる思考と志向』
住宅新報 2011年8月9日 号 19面
東日本大震災以降の電力不足で、家庭内のエネルギー確保に関心が高まる中、住宅会社の多くが蓄電池を搭載した戸建住宅の開発を加速している。太陽光発電システムと組み合わせた住宅販売や実証実験を進め、非常時でも電力を確保できる安心感を訴求する。最新の動きをまとめた。
三井ホームは7月29日、横浜市内で家庭用蓄電池を搭載したモデルハウスを公開した。蓄電池の容量は10キロワット時で、NECが開発した。停電になっても、貯めておいた電力を使ってテレビや冷蔵庫、LED照明、携帯電話の充電などを約20時間動かすことができる。
同蓄電システムは、系統連動型。ポータブルタイプの非常用電源と異なり、分電盤経由で電力系統と太陽光発電の両方から電力を取り込み、家庭内の機器に供給する。料金が割安な夜間電力や太陽光発電の余剰電力を貯めておき、それを利用することで電気料金の削減につながるという。停電などの非常時には、冷蔵庫やテレビなどあらかじめ決めておいた機器に電力が供給される。













