新基準で導入「東京グレードA」 成約賃料は弱含み CBRE・6月オフィス市況
住宅新報 2011年8月9日 号 3面
シービー・リチャードエリス(CBRE、東京都港区)は6月期(月末時点)のオフィス市場動向調査から、新基準の「東京グレードA」を創設した。従来のハイグレードビル、S、Aクラスビルでは空室率だけを発表してきたが、賃料指標に関する需要が強いことに対応した。この新基準を用いたことで、海外諸都市との比較も容易になった。
それによると、グレードAビルの6月末時点の3.3平米当たり賃料は2万9500円で、3月期比で3.1%下落した。空室率は5.5%と、0.9ポイント上昇した。新規供給ビルで空室を残したまま、竣工したことが影響した。グレードA全体では稼働床面積は約8000坪増加した。今後は、12年前半に新規大量供給を控えていること、回復傾向にある需要も全供給量を消化し切れるほどではないことなどで、成約賃料は現行水準より弱含みに推移していくものと、見ている。













