Jリートに広がる環境ビル ニッセイ基礎研 省エネの先導役と期待
住宅新報 2011年8月9日 号 3面
ニッセイ基礎研究所のサイトコラム「研究員の眼」において、日本政策投資銀行のビルの環境評価「グリーンビルディング認証」がJリートの間で広がり始めたとし、Jリートの新たな成長サイクル形成に向けての期待を岩佐浩人主任研究員がまとめた。
同氏はまず、電力の供給不安が全国に広がり長期化する見通しであるとして、ビル事業にとって「資産価値を棄損しないオフィスビルの省エネルギー投資が重要な運用課題」だと指摘。そのうえで、ビルの環境性能を評価するCASBEE認証制度、東京都建築物環境計画書は高性能の最近の大型ビルが主な対象。それに対して、既存物件の環境性能に関する第三者によるラベル開示である「グリーンビルディング認証」は実質初の試みだと評価している。
更に「グリーンビル認証」は、ビルスペックのハード面にとどまらず運用面を含めて包括的に評価するため、ポートフォリオの不動産価値と運用会社のマネジメント力をJリートの評価軸とするエクイティ投資家にとっても親和性が高く、投資の参考指標に活用できる点も高く評価した。













