飯田ウッドワークシステム 高断熱で夏も省エネ 木製サッシに注目
住宅新報 2011年7月5日 号 4面
北海道を本拠地とする木製サッシの製造会社、飯田ウッドワークシステム(札幌市南区、飯田信男社長)がこのほど、東京都桧原村に自社工場を完成させた。高気密・高断熱を柱とする北海道の省エネ技術を関東以南にも普及させると共に、地域材の新たな需要を開拓する狙いだ。
6月下旬の猛暑日。工場に足を踏み入れると、体感温度がぐっと下がった。床から天井まですべて多摩産のスギ材で仕上げた屋内は、室温が25度で安定している。木の涼感も手伝って、冷房なしで十分涼しい。ちなみに同時刻、同じ敷地内にあるプレハブ建築の事務所の室温は33度、天井部分では40度に達した。
機器に頼らず快適な室温を保つことができるのは、工場が高気密・高断熱技術で施工されているからだ。外張り断熱工法で、壁に100ミリ、天井に150ミリの発泡スチロール系断熱材を使用。屋根には、上昇した熱気を屋外へ逃がす通気層を設けている。そしてすべての窓に、ビル用ガラスと木製サッシを取り付けた。













