ひと 営業の魅力、伝えたい 「売れる仕組み」を伝授するブレインマークス社長 安東 邦彦さん
住宅新報 2011年7月5日 号 2面
最近移転した新事務所に、飛び込みの営業が頻繁に来る。保険、証券、ウォーターサーバー、コピー機--。「心と身体を擦り減らしちゃダメだ」。出そうになる言葉をグッと飲み込む。言ったところでその人を傷つけるだけ。いつか気付くはずだ。
自身、社会に出始めのころ同様の仕事を必死にこなしていた。200人の同期の中で、営業成績は常に上位。サラリーも当然増えた。だが、何か心が満たされない。仕事の充実感がない。ある日、重要なクライアントに、人間としてのプライドをズタズタにされる言葉を浴びせられた時、緊張の糸が切れた。「こんな仕事、もう辞めよう」
頭を下げ、お世辞を言い、相手の調子に合わせ続けて取る契約。でも、それだけが「営業」という仕事ではないはずだ。そうでなければ「職種」として成り立つ価値がない。













