社説 ノンリコ的ローンに期待 困難でも怯まずにも挑戦を
住宅新報 2011年7月5日 号 2面
国土交通省の要請で、日本でもノンリコース的な住宅ローンの開発ができないか検討していた長期優良住宅ローン推進研究協議会(会長・井村進哉中央大学教授)が報告書をまとめた。
万一破綻しても、住宅を手離せば残債を徴求されない住宅ローンの開発は、高齢化が加速する我が国にとっては極めて重要な課題である。ノンリコ的ローンを実現させるためには資産価値が減じにくい住宅の開発が前提となるし、それは所得の減少する高齢者の経済的生活を支える大きな柱となるからである。
協議会が住宅の資産価値を維持していく方法として提案するのが、米国に見られる「住宅・住宅地経営組織」(HOA)だ。これは住宅所有者によって構成され、コミュニティ全体が民主的な統治意識を持って、住宅と住宅地全体の維持管理を継続的に行っていく組織である。資産価値維持する環境













