大震災を乗り越えよう 「3.11後の選択」 再起・復興を期して<14> 疑心暗鬼を招く避難区域縮小
住宅新報 2011年7月12日 号 2面
6月25日、福島県の有力県紙が、政府が近く福島第一原発事故から半径20キロから30キロ圏の「緊急時避難準備区域」の縮小を検討していることをトップで伝えた。「誰がそんなことを」
東京電力が発表している工程表のステップ1の「安定的な冷却」がクリアできたらの条件付きだが、100日以上も避難生活、耐乏生活を余儀なくされている福島県沿岸部自治体の人々にとっては、「普通の生活」に向けた希望の光とも受け取れる。だが、こと南相馬市民の反応は鈍い。むしろ疑心暗鬼の空気が広がっている。
「本当か?って感じだ。解除されればそれで元に戻る話ではないし、好意的に受け取っているのは一部の人だよ」













