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スタンダード会員限定ひと 改札内で新発想の店舗を目指す くみん不動産白山駅ナカ店店長 河野 杏香さん

住宅新報 2009年2月10日 号 2面

 「女性や若い人が入りやすい店舗環境を作ってほしい」と店長に抜擢され、新店舗「くみん不動産白山駅ナカ店」(東京都文京区)の立ち上げを任された。ユニークなのは立地。店名が示す通り、都営三田線白山駅の改札内にある。利便性を生かした従来にない発想のサービスを目指している(17面に関連記事)。

 オープンに際してまず着手したのは店舗造り。気軽に立ち寄れるよう間口を開放し、観葉植物を随所に配置。趣味のフラワーアレンジメントで培った色彩センスを生かし、オレンジ色を基調にした「かわいいお店」を作った。開店から約3カ月。約7割が女性という来店者は毎日10組程度になる。当初の目標は達成しつつある。

 ただ、「本気で借り換えを考えている人は来店者の1、2割程度」。いかに接客カウンターに座ってもらうかが課題だ。

 うれしい誤算もある。駅を日常的に利用する物件オーナーや売主の来店があることだ。「この特徴を伸ばし営業効率を高めていきたい」という。

 百貨店内の化粧品売場の対面販売員や企業の受付事務などを経て不動産業界に入った。以来4年目。会社からの奨励もあり、外部研修などを受講してスキルアップに励んできたが、今後は「もっと勉強しなければ」と気を引き締める。「富裕層が多い文京区の特性もあり、顧客も不動産にかかわる知識や情報の取得意欲が旺盛。高い専門性が求められる」からだ。これまでに蓄積した接客ノウハウと専門知識が相まってくれば、業績にも寄与できると考えている。

 今後の店舗運営方針は地域密着。「認知度を高めていく過程の中で売買仲介を強化していく」

 もっとも、今の店構えでは売買顧客の応接スペースがない。集客戦略と落ち着いた雰囲気の両立に頭を悩ませているところ。試行錯誤を続けながら、理想の店舗の実現を目指す。(佐藤

 幹彦)

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