中通りは「減」、浜通り「増」 震災後、福島県内「買い」情報 福島鑑定士協調べ
住宅新報 2011年7月12日 号 5面
福島県不動産鑑定士協会はこのほど、東日本大震災後に福島県内の宅地建物取引業者を対象に5-6月に実施した不動産市場動向調査(有効回答230)をまとめた。不動産売買・賃貸別に、浜通り・中通り・会津地方の地域別の傾向も顕著に表れた。
震災後の「買い」の問い合わせはどうかという質問に対し、最も多かった回答は、会津地方で「ほぼ同じ」47%、中通りでは「減った」60%、浜通りが「増えた」50%と分かれた。今後(半年-1年程度)の「買い希望価格」の予測についての質問では、会津地方では「ほぼ同じ」46%、浜通りでも「ほぼ同じ」63%が多かったが、中通りでは「下落」が72%もあった。今後の「成約件数」については、会津地方、浜通りで「ほぼ同じ」「増加」「減少」が拮抗しているのに対し、中通りでは「減少する」が64%と悲観的な予測がトップだった。
「賃貸借」の問い合わせは、3地方とも「増えた」の回答が最も多く、県の借り上げ住宅などの施策が反映され、今後についても浜通りでは「増加する」52%との見方が多かった。震災の影響がいつまで続くかという質問には、3地方とも「3年以上」の回答が最も多く、長期化が予測されているという。













