災害時の必須アイテム 防災トイレ全物件に配布 マンション管理の穴吹コミュニティ
住宅新報 2011年7月12日 号 4面
四国、中国、九州地方を中心にマンション管理業を展開する穴吹コミュニティ(香川県高松市)はこのほど、「緊急時トイレキット」を全国1165棟のマンション管理受託物件に配布すると発表した。家族構成にもよるが、世帯ごとに大体1日半分の排せつ分を賄えることを想定。関連会社である穴吹工務店の分譲マンションに限らず、すべての新規管理受託物件を対象とする予定だ。
防災意識の高まりから、飲料水や非常食の備えを始めた管理組合や個人は目立ち始めたが、緊急時のトイレ対策にまで手が回っているマンションは少ないのが現状。だが停電や浸水が起きた場合、ポンプ機器の停止によりトイレが使えなくなる可能性は高い。
同社では防災備蓄センター(東京都中央区)と協力し、今年4月を目途に管理受託物件へトイレキットを配る準備を進めてきた。震災の影響で遅れたが、このほど配布できる環境が整ったという。総会などで趣旨を説明し、場所の確保などについて了解を得次第、各物件への備蓄を進める。













