規模別マンションの室内被害 超高層は内装に集中 湾岸ぼうさいネット震災アンケート
住宅新報 2011年6月28日 号 4面
設置物の落下といった被害が目立った中・高層マンションに対し、超高層マンションでは内装材にずれなどが生じたケースが多かった--。東京湾岸集合住宅ぼうさいネットワークと、筑波大学大学院システム情報工学研究科都市防災研究室が共同で実施した「東日本大震災に関するアンケート調査」により、首都圏のマンションにおける室内被害の一端が明らかになった。
アンケートでは、東京都内と千葉県浦安市内に立地するマンションに住む計810世帯を対象に、震災直後の室内の被害状況について質問。中・高層(15階以下)の居住者の回答では、「食器、ガラスなどで割れたりするものがあった」が26.3%を占めた。また「すわりの悪いものの破損状況」についても、程度の差はあれ「動いた」とする回答が75.4%に達した一方で、「動かなかった」は全体の2割弱にとどまった。
これとは対象的に、超高層(16階以上)では食器・ガラスなどについて90.6%が「割れていなかった」と回答。すわりの悪いものについても、半数近くが「動かなかった」としている。













