プロロジス 経営統合し幹部が会見 ビジネスの効率化促す 大型物流施設が完成ラッシュ
住宅新報 2011年6月28日 号 3面
世界で物流施設の開発、運営・管理を手掛けるプロロジスと、同業で中国・ブラジル市場に強みを持つAMBプロパティコーポレーションとの経営統合が完了し、新生「プロロジス」が6月スタートした。プロロジスの共同最高経営責任者であるウォルター・C・ラコウィッチ氏と日本法人の山田御酒社長が6月22日に都内で記者会見し、統合後のグローバルな事業戦略と日本国内の物流施設の開発状況などを説明した。
統合後、同社の倉庫・物流センターの開発、運営・管理はアメリカ大陸、ヨーロッパ、アジアの22カ国で3500棟を超え、総延べ床面積は5570万平米に拡大。総所有資産額は約2兆400億円(1米ドル85円換算)に達する。このほか投資家との共同事業やファンドも運用中だ。年間約68億円の一般管理費削減や財務力強化などのシナジー効果も見込まれるという。
ラコウィッチ氏は、同社が事業を展開する4大陸はグローバルDGPの78%を占め、物流需要の高い地域。アジアでは、サプライチェーンの再構築などの潜在需要が高い日本、中長期の経済成長が見込まれる新興国があり高い成長が期待できるとしている。同氏はまた、複数テナントが利用できる近代的な大型物流施設の開発を通じて、「流通分野における効率化をお手伝いすることで、日本企業の国内外におけるビジネスの在り方を効率化していくことができる」と、日本市場における同社の役割を説明した。













