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スタンダード会員限定東京カンテイ マンション管理費、修繕積立金 新築価格と相関関係 積立基金は連動せず

住宅新報 2011年6月14日 号 4面

 メンテナンス費用である管理費と修繕積立金は、実際には新築マンション価格に連動している--。東京カンテイ(東京都品川区)の調べにより、こんな実態が浮かび上がった。

 01年から06年まで首都圏の新築価格は3900万円前後で推移し、この間管理費も1万3000円前後で大きく変化していない。その後10年までの4年間で平均坪単価が25.7%、金額にして48.3万円上昇すると、管理費も19.9%、同2658円上昇。そして平均坪単価が前年比4.9%、同11.5万円下落した11年(1-3月期)は、管理費も同4.1%、同659円下がっている。

 修繕積立金も同様の傾向を示した。06年から10年にかけて16.6%、同911円上昇した一方で、新築価格が下落した11年は1.0%、同63円下落した。分譲価格との相関関係について同社は、「例えば高額物件は共用部が豪華仕様になっているため、維持費も高くなる。修繕積立金が、物件価格とある程度連動することは否めない」としつつ、「分譲時の設定額が長期修繕に十分な額であるかは別問題」と指摘。10年に東京23区で流通した中古マンション事例を築年別に分類し、修繕積立金の推移を調べたところ、築年数が古くなるにつれて1万2000円の水準まで緩やかに上昇することから、「11年の平均額である6320円が、必ずしも長期修繕に備えるための十分な設定額にはなっていない」とした。

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