「蓄電付きマンション」供給へ タカラレーベン 戸別太陽光発電とセットで
住宅新報 2011年5月31日 号 14面
タカラレーベンは、各住戸専用の太陽光発電システムと蓄電池を標準装備した、マンション・戸建ての複合プロジェクト「太陽の丘プロジェクト」を横浜市旭区で進行中だ。特にマンションでは、両システムを搭載した事例は全国初と見られ高い注目が集まっている。
全体の敷地面積は約1万5000平米。マンション約160戸(2棟)、戸建て住宅約40棟の開発。まずは6月中旬から下旬にかけて、マンション1棟・105戸の販売を開始する。残りの1棟と戸建て住宅については、年内までに販売を始めたい考えだ。
相鉄線西谷駅からバス便立地で、メジャーエリアもしくは大規模開発というわけではないが、中広域からの集客が通常よりも2-3割高いという。「都内は23区をはじめ各エリアから、神奈川だと鎌倉、茅ヶ崎といった場所からの来場もある」と物件担当者は語る。「やはり、太陽光と蓄電池というキーワードが大きく貢献していると思う」と言う。
マンションの屋上に、約80センチ×約160センチのパネルを全住戸分敷き詰める。1戸当たり6枚だ。発電の余剰分は電力会社に売電でき、また、蓄電池に充電することもできる。
同社では昨年、戸別太陽光発電マンション「レーベンハイム光が丘公園」(埼玉県和光市、総戸数112戸)を供給した実績がある。約2カ月で完売させ高い人気を集めたが、その時よりも一般消費者の太陽光発電に対する評価は、数段高まっているという。「以前は売電による経済的メリットに注目が集まっていた。今回はそのことに加えて、緊急時にライフラインを確保できるといった安心感が強い。更に、今回は蓄電池を入れたことで、発電しない夜間でも緊急時に電気を使える。モデルルーム来場者からは『言うことないね』と評価していただいている」(物件担当者)。
また、計画停電の影響などで評価が下がっていると指摘される「オール電化」を導入したが、「(太陽光発電、蓄電池の)付加価値があることもあってか、そのようなネガティブな話は来場者からはほとんど聞かれない」と話す。
モデルルームでの事前案内会はゴールデンウイークから開始。休日は『フル回転』の状況だという。「早期完売も十分可能」と物件担当者は意気込む。
予定販売価格は、2500万円台-3800万円台(66-84平米)。













