鑑定協会レター 東京スカイツリー 新しい日本のランドマーク 復興を照らす『希望の木』
住宅新報 2011年5月31日 号 6面
東北地方太平洋沖地震の発生以来、建物の耐震性に対する関心が高まっているが、自立式電波塔として世界一の高さとなる東京スカイツリーには「心柱(しんばしら)制振」と名付けられた独自の制振システムが取られている。
これは、構造物本体=外周の鉄骨塔体に対して、中央の非常階段のある円筒部分を構造的に切り離して「おもり」と見立て、揺れが生じた際にこのおもりが揺れるタイミングを本体より遅らせることによって、本体とおもりの揺れる向きが逆となり、全体の揺れを小さくするという仕組みである。
地震時の揺れを最大50%低減することができ、今回の震災では東京都内においても震度5強を観測したが、スカイツリーの構造体への被害は生じなかった。そして、震災から1週間後の3月18日、東京スカイツリーはその最高高さ634メートルに到達し、以後も来春の開業に向けて周辺整備が着々と進められている。ツリータウンと地価













