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スタンダード会員限定プラス遮熱で暑さ回避 「関東でも外断熱を」 北海道建築技術協がセミナー トータル費で比較、提案へ

住宅新報 2011年5月31日 号 4面

 (社)北海道建築技術協会(札幌市中央区)がこのほど、外断熱改修技術セミナーを都内で開いた。共催はNPO法人外断熱推進会議(東京都港区)。その中で、外断熱住宅の設計を多く手掛ける1級建築士事務所アイテック(札幌市中央区)の佐藤潤平代表が講演した、「マンションの外断熱改修の進め方と資金計画」の模様をリポートする。

 外断熱とは、RC造の建物の外側に断熱材と外壁を施工する工法。外気温の影響が遮断され、躯体が室内の温度に同調することで高い断熱性能を発揮し、夏は涼しさが持続する。建物全体が断熱材で覆われるため居室間の温度差が生じにくく、結露の発生を抑制できるのも特徴だ。

 こうした燃費削減効果や居住環境の改善に加えて、佐藤氏は躯体の耐久性が向上するメリットについて強調。「(内断熱のように)コンクリート躯体がほぼむき出しの状態では、太陽熱を受けて膨張と収縮を繰り返し、亀裂などが生じてしまう。熱の影響が直接及ばない外断熱なら躯体が守られ、長持ちする」(佐藤氏)というわけだ。同氏によると、足場の設置代なども含めた施工費用は戸当たり180万-200万円ほど。一般的な修繕費用と比べて1-2割高いが、「1度改修するとその後約25年間は大規模な修繕が必要ないため、トータルで見ると安くつく」と説明した。

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