(12面からの続き) 建て主参加で愛着の住まいを
住宅新報 2011年5月3日 号 11面
間取りの上でとても良かったと特に奥様が感じているのが、キッチンに立ったとき、ダイニング、リビングから奥の和室までが見渡せること。小さな子ども達に目が届き、安心できるという。当初は2階に設けようと考えたご主人の書斎も、奥様の要望で子供たちに接しやすいよう1階に配置した。「ある意味、プライバシーのない家です」とご主人は笑う。
建物に使用する建材、機器類の選択に当たっては、ご主人が果たした役割が大きい。お仕事は大手の印刷会社勤務だが、施設の建築、管理に携わっていることもあり、建築に関しては相当に詳しい。メーカーのカタログを丹念に読みあさり、サッシや屋根材など、型番まで指定した。安藤邸はオール電化の住宅。ご自身でガスと電気のコスト比較を計算した結果、電気を選択したそうだから、まさに玄人はだしである。
そんな安藤さんだから、工事もただ見ているわけにはいかない。1階の壁の塗装はご夫婦でやり遂げた。柱のサンダー掛けとワックス仕上げは、すぐ裏手にお住まいのお父様と共同で。だから、わが家への愛着は人一倍である。













