ビル賃料、下落幅が拡大 都心3区、ピーク比46%下落 三幸エステート・ニッセイ基礎研
住宅新報 2011年5月3日 号 3面
昨年、空室率の上昇に歯止めがかかり、底打ちに向かう流れが見えはじめた東京都心3区(千代田・中央・港)のオフィスビル賃料が、再び下落幅を拡大させている。1994年第1四半期を「100」とした3区の賃料指数は、今四半期に大規模ビル「72」、大型ビル「69」、中型以下のビル「74」となり、いずれも94年以降で過去最低を更新した。下落幅の大きかった大規模ビルの賃料指数を標準的な大規模ビルの賃料単価に置き換えると坪1万5940円となる。坪2万9733円のピークをつけた07年に比べて46%も低い水準となった。
オフィス仲介の三幸エステートとニッセイ基礎研究所が共同開発した、成約賃料に基づく都心3区オフィスの大規模・大型・中型以下に3分類した賃料指標「オフィスレント・インデックス」(11年第1四半期版)で分かった。
下落幅は、3区全体で07年第4四半期に記録した「112」のピークから39ポイントも低下。01年から04年にかけて賃料が上下したマーケットサイクルで記録した下落幅16ポイント(94→78)と比較すると、価格変動は約2.5倍にも達した。ピーク時からの下落幅を規模別に見ると、大規模が63ポイント(135→72)、大型が53ポイント(122→69)、中型以下が31ポイント(105→74)。













