第2の人生を豊かに 福田郁雄の不動産投資術(10) インカム収入の大切さ
住宅新報 2011年5月17日 号 8面
どんな資産に組み換えるか
現状維持では価値下落3重苦も
バブル崩壊後、日本では資産デフレが続いています。経済のデフレでアパート経営をしている大家さんは家賃が下落しています。
土地の資産価値が下がり、賃料も下がり、ダブルパンチです。更には増税も進んでいます。とりわけ資産税については強化されていく方向にあります。資産デフレ、経済デフレ、増税とトリプルダメージです。
何もしないで、手をこまねいて見ているだけでは資産の目減りが進んでしまいます。不動産価値の目減り以上に、きちんと賃料収入が入り余剰金が増加する、もしくは借金が減少するとなれば純資産が増えていきます。反対に不良資産を持ち続けている人はジリ貧です。何を選択するか
ただ、不良資産は持ち主本人にとってみれば超優良資産かもしれません。先祖伝来の土地、生まれ育った場所は、本人にとって見ればかけがえのない資産ですが、経済的、経営合理的に見れば不良資産であることがあります。
代表的な不良資産は自宅です。そこに気づき、自宅を半分売却してアパートを建てる、もしくは全部売却して賃貸マンションを購入するなどして、組み換える方法があります。
持っている人は現状維持をしようとしますが、今、現状維持をしようという意識では資産価値は下落していきます。一部の対策を打ってやっと現状維持、根本的な対策を打ってこそ資産価値の向上が見込めます。
20-40代の人の中には、日本を脱出し、成長が期待できる東南アジアに不動産を買い求める人も出てきました。投資の本質をつかんだ行動だと思います。頼もしい限りで、応援したくなります。
日本国内でもやり方により10年で無借金アパートが持てます。今ここで、どんな資産構成にするかによって、将来大きな差が出てきます。そのことに気がついて、実行した者のみが自分の望む方向に向かっていきます。(ふくだ・いくお=福田財産コンサル社長)













