500億円超の純利益 マンション事業高水準 住友不動産 「決算」
住宅新報 2011年5月17日 号 8面
住友不動産の11年3月期決算(連結)は、東日本大震災の影響で特別損失が増加したため最終利益は減益となったものの、好調なマンション事業が業績を支え、売上高、経常利益は前期を上回った。売上高7447億5600万円(前期比3.5%増)、経常利益1062億9500万円(同5.8%増)、純利益509億800万円(同3.3%減)だった。
不動産販売事業では、マンションと戸建てを合わせて前期比628戸増の4741戸(売上高2280億4500万円)を引き渡した。マンションの契約戸数は、震災以降の営業自粛により前期を下回ったが、微減の4741戸で引き続き高水準で推移した。
賃貸事業は、既存ビルの空室率上昇や賃料減額改定の影響などで減収減益。売上高2928億7400万円(同0.2%減)、営業利益882億4000万円(同9.6%減)だった。期末のビル空室率は8.2%(前期比0.2ポイント改善)となっている。
「新築そっくりさん」事業は、売上計上棟数(7258棟)および売上高(898億2600万円)はいずれも過去最高。流通事業でも仲介件数が過去最高となる3万1293件となり、8345億5900万円(同8.4%増)の取扱高を確保した。
次期業績については、震災の影響が不透明であるため暫定的な数字を公表。売上高7100億円(同4.7%減)、経常利益1000億円(同5.9%減)、純利益520億円(同2.1%増)としている。













