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賃貸・地域・鑑定
首都圏賃貸市況 下落圧力強まる 震災、長引く不況が影響――
賃貸住宅市場は繁忙期を迎えた。長引く景気低迷で空室の増加や家賃の下落傾向が続く中、昨年3月、東日本大震災が襲った。貸手、需要者、更に仲介・管理業者を含め、少なからず影響を受けた。市場調査機関などによると、首都圏では昨年1年間で物件成約数自体は増えているものの、家賃は下落が続き、礼金・敷金という一時金も減少。従来からの傾向は変わらず、震災で拍車がかかったとも言える。厳しさの中で表れた変化などにスポットを当てた。