マンション・開発・経営

東急不動産、渋谷にスタートアップ共創拠点を開設

 東急不動産は8月22日、保有する二葉ビルの1 階に、スタートアップ支援の拠点となるコミュニティスペース「GUILD VALLEY(ギルドバレー)」をグランドオープンした。広域渋?圏(渋谷駅から半径2.5キロ圏内のエリア)のスタートアップ同士の連携を促進するスペース。財務・法務・人事など、スタートアップが共通して抱える悩み事を共有し課題解決を図る環境をつくる。また、ベンチャーキャピタル、大手企業などのスタートアップを支援する「GUILDサポーター」や行政機関、学術機関などが、事業拡大や実務についての助言やイベントの開催などを行う。

 「GUILD VALLEY」は昨年から試験的に運用を開始し、審査を経た有望なスタートアップが43社会員登録をしている(2025年8月時点)。今後も会員数を拡大していく。

 「GUILD VALLEY」は、同社が展開するスタートアップ向けスモールオフィスの「GUILD」シリーズをアップデートした新たなコミュニティスペース。「GUILD」 は、スタートアップ支援の一環として、2018年から展開しているオフィスブランドで、コワーキングスペースからの独立や、新たに渋?への進出を希望するスタートアップの需要に応えている。