野村不動産ホテルズは10月7日、運営する「ノーガホテル清水京都に、環境保護を目的とした使い捨てプラスチックゴミ削減のため、ペットボトルの客室設置を廃止して水道水を浄水して提供する水道直結型ウォーターサーバーを全客室に設置したと発表した。ウォータースタンドが推進する「ボトルフリープロジェクト」に賛同して実施した。
同ホテルでは、客室にウォーターサーバーを導入することで、紙パックやガラス瓶入りのミネラルウォーターを提供する従来の方法と比較し、年間でペットボトル9万5000本分のプラスチック廃棄物の削減による環境負荷の軽減に加え、補充・回収・廃棄にかかるスタッフの業務の省力化の実現を目指す。
また、客室へのウォーターサーバー設置により、宿泊者はいつでも衛生的な水を室内で飲用できるほか、外出時にはマイボトルへの補充も可能となり、環境意識の向上にも寄与するとしている。