Pick Up!
- 不動産データDXで勝つ 新ビジネス創出機会に
- 三井不動産、DX投資額30年に350億円、人材育成で新制度も
- 賃貸問い合わせ「家賃を下げたい」が1位 アットホーム
1週間のランキング・トップ10から記者が気になる記事を3つピックアップしていきます。
まずはじめは、2位にランクインした夏季特集号1面トップ記事「不動産データDXで勝つ 新ビジネス創出機会に(2024/8/6・8/13号)」です。不動産DX推進のため企業各社で最新ITツールの導入が進んでいますが、最も重要なのは中身すなわち「データ」です。各社の社内に眠る膨大な情報を「使える」データに変換したり、不動産ビッグデータと融合させるなどで最適化された独自の資産として構築していくことがDXの目指すところです。「使える」データの構築に取り組む事例紹介と共に、DX推進のあるべき方向を示しています。
続いて同じくDX関連で6位に入った「三井不動産、DX投資額30年に350億円、人材育成で新制度も(2024/8/5配信)」です。業界トップ企業の目指すところは、新たなグループDX方針のもと不動産ディベロッパーから「産業ディベロッパー」への組織の大変革で、「社会の付加価値創出に挑む」戦略を掲げて走り始めています。
最後は8位に入った「賃貸問い合わせ「家賃を下げたい」が1位 アットホーム(2024/8/1配信)」です。入居者はより安く、オーナーはより高くが市場の原理ですが、コロナ禍からの近年は特に家賃上昇が顕著になっています。インフレや給与の底上げなどの社会情勢を受けて値上げに取り組むオーナーと、賃貸ユーザーとの予算の乖離が一層鮮明になってきていることが浮き彫りになりました。