政策

宿泊施設のインバウンド対応補助事業、要件緩和し公募開始 観光庁

 観光庁は5月15日、インバウンド旅行者受け入れに向けて旅館やホテル等の宿泊施設が行う環境整備を支援する「訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金(宿泊施設基本的ストレスフリー環境整備事業)」の公募を開始した。公募期間は7月19日まで。
 インバウンド観光客が快適に宿泊できる環境を整備するため、宿泊事業者が行うトイレの洋式化やWi-fi導入、多言語対応などの整備を支援する補助事業。補助率は事業費の3分の1で、18年度は100万円だった上限額を150万円に引き上げた。
 また、今回は一定の要件を満たす場合に、客室における整備(18年度は共用部のみ)や1者のみでの申請(18年度は5事業者以上の協議会のみ申請可)も認めるなど、複数の要件緩和を行っている。
 公募要領や申請書などの詳細は、観光庁のホームページ(http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000403.html)を参照のこと。