マンション・開発・経営

タイで現地デベと合弁会社設立、分譲住宅事業に着手 東急G

 東京急行電鉄と、同社グループとしてタイで日本人向け賃貸住宅の運営・管理を行っている「Saha Tokyu Corporation Company imited」(サハ東急)は、9月に現地ディベロッパー「Sansiri Public Company Limited」(サンシリ社)と共に3社で合弁会社を設立。同国の首都・バンコクで、分譲住宅事業に着手する。同グループが同国で手掛ける分譲事業として、第4弾のプロジェクトとなっている。着工は19年3月の予定。
 同プロジェクトは、住宅3棟と共用1棟の計4棟を開発する計画で、総戸数は約360戸。同国における健康志向の高まりを受け、共用棟にジムやプール、スパなどの施設を設置。また現地の大手病院グループとも連携するなどして、「健康的な住まい」をコンセプトとした開発を行う。竣工、入居は20年中となる見込みで、販売は19年の中頃から行う予定だ。