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不動産投資オーナーが仮想通貨を始めたのは17~18年 CL調べ

 投資用マンションデベロッパーのクレアスライフ(東京都港区、尾池雄二社長)はこのほど、同社が運営するサイト「不動産投資スクエア」で不動産投資を行っている不動産投資オーナーとそうでない非不動産投資オーナー588人を対象に、近年話題の仮想通貨についてアンケート調査を行った。
 その結果によると、「今のところ仮想通貨への投資は成功していると思うか?」という質問には、不動産投資オーナーの53.3%が「どちらでもない」と回答したのに対し、非不動産投資オーナーの50%が「成功していると思う」と答えた。
 続く「仮想通貨への投資を始めたのはいつか?」との問いには、不動産投資オーナーの79.5%が仮想通貨が最も話題となった17年か今年に入ってから始めたと回答したが、非不動産投資オーナーの83.3%が仮想通貨が話題になり始めた16~17年に始めたと答えた。
 また、「仮想通貨に取り組んだ理由」について聞くと、不動産投資オーナーの多くが「話題になったから」としたのに対し、非不動産投資オーナーでは「儲かりそうだから」という回答が少なからず見られた。
 同社は、この結果を受けて「不動産投資オーナーは投資について比較的長い目で俯瞰して考える傾向があり、非不動産投資オーナーは短期的な利益を考えて行動する傾向がある」と分析している。