政策

人口減少時代の土地利用、検討開始 不動産のビッグデータ活用も 国交省

 国土交通省はこのほど、土地政策を検討する、国土審議会土地政策分科会企画部会を6年ぶりに開いた。6月に提言をまとめる予定。部会長は中井検裕・東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。
 今年閣議決定された新たな国土形成計画や社会資本整備重点計画の方針を土台に、人口減少局面で土地需要が変化している現状を踏まえ、土地政策の基本的方向性を打ち出す。その上で制度の整備や変更を視野に入れつつ個別の論点を議論する。また、土地・不動産関連のビッグデータの活用も議題とする。