開発・企業

住友不動産、広島の再開発事業でマンション 中四国・九州一の高さに

 住友不動産が参加組合員として事業に参画している「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業」の建築工事がこのほど始まった。

 同事業は、住宅を中心に商業、公共施設などが入る52階建ての西棟と、駐車場や店舗として使用する10階建ての東棟で構成される延べ床面積約12万平方メートルの大規模複合開発。高さ約193メートルの西棟は、広島県内だけでなく中四国と九州で最高層の建物となる予定だ。

 住友不動産は、西棟住宅部分のうち12階の共用部を除く13~52階の保留床を取得し、分譲マンション471戸(総戸数514戸)を販売する。西棟地下2~地上3階の店舗部分(約8550平方メートル)には、ビックカメラが出店予定だ。全体の竣工は2016年6月の予定。