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6月の分譲マンション賃料、全域的に弱含み 東京都心部は底堅い動き 東京カンテイ

 東京カンテイ(東京都品川区)がこのほどまとめた、3大都市圏における2012年6月の分譲マンション賃料(1平方メートル換算)によると、賃料は全域的に弱含み傾向であることが分かった。ただし、東京都心部では底堅い値動きとなっている。
 首都圏(2462円、前月比1.1%下落)は、千葉県(1522円、同0.3%上昇)を除く全都県が値下がり。特に神奈川県(2018円、同1.2%下落)は築年数が0.6年進んだこともあり下げ幅が大きい。東京都(2904円、同0.4%下落)も同様で、東京23区(3011円、同0.3%下落)は全区が値下がりした。3000円のラインを切る可能性もあるが、都心6区に限るとこの1年は3500円をやや上回る水準で安定推移。底ばいが続いており、今後この動きが周辺エリアに波及するか、注目だ。