投資

底地を中長期に運用する1000億円規模「ファンド」組成へ 地主・三菱HC

 地主(東京都千代田区)は、三菱HCキャピタルの100%子会社である三菱HCキャピタルリアルティ(東京都千代田区)と、三菱HCキャピタルを出資者とする「地主ファンド」の組成に関して基本協定を締結した。組み入れ資産を底地(信託受益権)とする。資産規模は年間500億円程度、2年間で1000億円程度に積み上げる。2026年の早期に組成し、中長期に運用していく。

 同ファンドの取得案件は、地主プライベートリート投資法人に優先交渉権を付与することを前提に、売却先としては外部の投資家も想定している。アセットマネージャーは三菱HCキャピタル不動産投資顧問、サブアセットマネージャーで地主が参画する。