国が庁舎を売却して賃貸したときの収支は? 不動産シンジ協
国が東京・霞ヶ関にある主要庁舎を民間事業者に売却し、その後30年間賃貸(リースバック)したらその間の総合収支はどうなるか--こんな壮大なシュミレーションを不動産シンジケーション協議会が実施した。
結果は、売却時に1兆6,600億~3兆2,400億円の収入があり、以後30年間の出費(賃料から税収などの収支を相殺)を現在価値に割り戻して売却収入から差し引いた総合収支は4,400億~1兆6,000億円のプラスになるという。
対象となる庁舎は大蔵省、通産省、外務省、合同庁舎など25棟で、土地面積は28万7,500平方メートル、オフィスの総床面積は132万平方メートル。25棟のうち10棟はそのまま継続使用するが、使用容積率が低い15棟は建て替える。これによって総床面積は約5割増大するが、余剰分を民間に賃貸する。
なお、国が改めてテナントとして入居する際の賃料は3.3平方メートル当たり3万5,000円に設定している。また、民間事業者は建て替えを含め不動産の設計、建設、運営、維持・管理をおこなうが、総事業費の50%は証券化の手法で調達することを想定している。













