建設省、環境ホルモンについての中間報告まとめる
建設省は22日、内分泌撹乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)に関する調査・中間報告をまとめた。
今回の調査は、下水道及び下水処理場における生活排水または工場排水に含まれると思われる物質を対象にしたもので、下水試料の分析手法の開発・検討、下水処理場における内分泌撹乱化学物質の流入・放流実態把握、下水処理場における処理工程等の挙動把握について、中間とりまとめを行った。
それによると、環境ホルモンについては科学的知見がまだ不充分であるため、評価を行える状況にあるとはいえないが、今回の調査では下水道におけるおおよその濃度レベルや下水処理場における一定の低減効果(ほとんどの物質で90%以上の濃度減少)が確認された。また、水処理工程における挙動は、物質により傾向は異なっているが、沈殿池及び生物反応槽の両方で低減していることが認められた。
今後、同省としては更に詳細な調査を継続し、高度処理の効果等、水処理方式の違いによる低減効果の把握についても検討を行っていきたい、としている。













