大阪のオフィス、空室率過去最高を更新
オフィスビル賃貸仲介の三鬼商事(本社:東京都中央区)によると、大阪市内のビジネス地区の7月末時点での平均空室率は9.63%と、過去最高を記録した。
大阪市内のビル需要はバブル経済が崩壊した91年を境に空室率は急上昇したが、94年12月末の7.95%をピークに一段落。その後、徐々に空室率は低下傾向を見せ、97年12月末時点には5.77%まで引き戻した。しかし98年に入ると、景気の後退と大量の新築大型ビルの供給が始まり、空室率は増加しはじめた。オフィス需要の絶対量が増えない中で、今年1月には「四ツ橋ダイビルディング」(西区新町1丁目)、2月に「堂島アバンザビル」(北区堂島1丁目)、3月に「NMプラザ御堂筋」(中央区淡路町)と続けて3棟の新築大型ビルが竣工したことも、空室率の増加に拍車をかけたようだ。
大阪市内では、来春も「中之島MTビル」「アクロス新大阪」「梅田ダイビル」「安田生命梅田ビル」などの大型ビルの新規供給が控えており、オフィス需要に大きな影響を与えそうだ。













