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宅地・戸建ての引き合い増えるが、中古マンション市況は低調

 MRD全国不動産情報センターの10月の市場動向調査によると、宅地と一戸建て市場は前月に続き引き合いが増えているが、中古マンション市場は価格の下落傾向と先安感から低調な市況が続いているという。四大都市圏の市況概要は以下の通り。 【首都圏】宅地価格は下降傾向ながら比較的安定しているため購買需要が強く、引き合い件数も2ヶ月連続で増加するなど実際の購買行動が増える勢い。ただ、成約件数は7月以降減少傾向にあり、取引は年前半の勢いが低下している。一戸建ても購買需要が強く、成約件数がやや改善してきた。中古マンションは価格の下降傾向が強いため、依然として買い手不在との見方が過半数を占め、引き合い・成約とも減少傾向が続いている。
【中京圏】宅地価格は現在・今後とも安定感が強く、底堅い需要から引き合い件数が増加傾向にある。一戸建ても市況は好調を維持するが、購買需要の低下とともに、市況の低下が懸念される。中古マンションは価格の下落傾向がわずかに緩んだが、下降基調が続いているため市況の低迷が長引いている。
【近畿圏】宅地価格は比較的安定して推移しており、他の圏域に比べて低調だった市況が秋に入り改善の様子を見せてきた。一戸建ても同様の動きが見られるが、価格の先安感の強まりから勢いがやや弱い。中古マンションは価格の先安感がさらに強まり、引き合い・成約とも減少傾向で市況の明るさは未だ見えない。
【福岡圏】宅地価格は現在・今後とも下降傾向にあるが需要が旺盛で、引き合いが11ヶ月連続で増えるなど市況に活気がうかがえる。一戸建ての需要も根強いが宅地ほどではなく、需要期にもかかわらず引き合いが低調。中古マンションは価格の下降傾向が強く市況が低迷しているが、引き合い・成約ともわずかに減少傾向が緩むなど改善の動きがうかがえる。

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