東京主要5区の平均ビル賃料、坪2万円台割り込む
三鬼商事がこのほどまとめた10月末時点における東京主要5区(千代田・中央・港・新宿・渋谷)のオフィスビル市況によると、平均賃料は前年同月比4.81%、前月比0.05%それぞれ下落し、坪当りの単価が1万9,968円と2万円を割り込んだ。
地域別でも全てのエリアで前月比、前年同月比で下落となったが、平均空室率が今年3月以降はほぼ横ばいで推移していることから、賃料の下落傾向も弱まりつつあり、底打ちに近い状況と同社では見ている。
平均空室率は5.54%で前月比0.08ポイントの低下となった。景況感が改善してきているテナント企業の借り換えや事務所拡張など小規模な移転があったことで、新築・既存ビルともに空室在庫が減少したためで、なかでも竣工1年未満のビルの募集状況は好調に推移、大型新築ビルの平均空室率は前月比1.56ポイント、前年同月比6.65ポイントそれぞれ低下し2.65%となった。
また、地域別では渋谷区の平均空室率が前月比0.74ポイントの下げとなり、大幅な改善を示した。大型既存ビルへの入居が進んだことと、竣工1年未満の大型ビル4棟全てが満室となったことなどが要因。













