ガス化溶融炉を使った建築廃棄物再資源化を開始 住友林業
住友林業は1日から、川崎製鉄千葉製鉄所でドイツなどで実績を上げているサーモセレクト方式によるガス化溶融炉を使った、リサイクル不能な建設廃棄物の本格的な処理を開始した。
建設系廃棄物の処理に関する法律には、排出事業者責任を定めた廃棄物処理法があるが、今国会では新たに建設工事請負業者に廃棄物の再資源化義務を課す建築資材リサイクル法が審議されることになっている。こうした背景を勘案し、同社は廃棄物処理業者に委託して最終処分場に搬入しているが、処理能力不足などから新たな対応が緊急課題となっている。
こうした中にあって、川鉄サーモセレクト方式での処理は、燃料ガス・スラダ・メタル・混合塩・再利用水など再資源化され、マテリアルリサイクルの道が開けるほか、全廃棄物が再資源化されるので廃棄物処分場が不用になる、処理過程でのダイオキシン発生がほぼゼロに抑えられるなど環境負荷が低減する、などのメリットがある。このため、当面は千葉県内とその周辺エリアで発生する中間処理後の廃棄物を対象とするが、準備が整い次第、他の関東エリアにまで範囲を広げる予定。













