住宅取得難易度で一時取得は容易に、買い換えは困難に住宅取得難易度で一時取得は容易に、買い換えは困難に
東日本不動産流通機構はこのほど、「首都圏における住宅取得難易度の推移と現状」と題するレポートをまとめ発表した。
地価下落が続く中、住宅購入の選択肢が広がる一方でバブル期に購入した世帯においては買い換えが難しい状況が生まれている。このレポートでは、こうした状況下における年収や貯蓄、ローン金利や融資制度などの要因を盛り込んだ上での住宅取得難易度を推計し、8年間の推移と現状をまとめたもの。
それによると、全般的に取得難易度は8年間にわたり上昇し、一貫して購入しやい環境になりつつあるという。特に下落の激しい中古マンションの場合、一時取得で1992年度に327万円の年間返済額が必要だったものが、99年度には135万円の支払いで済むようになり、難易度は92年の59.2ポイントから99年度の146.3ポイントに上昇、物件種別の中でも特に顕著だった。
一方の買い換えにおいては、新築マンション購入を例にとると、値上がりのきつかった時期に購入したことと現住住宅の大幅な値下がりによって売却損が拡大し、かつ返済必要額が拡大しているという。93~96年度には110台で安定していた難易度が97年度以降は70~80ポイント台まで低下し、極めて買い換えが困難な状況が続いているという。













