証券化、固定資産譲渡が相次ぐ
東京証券取引所に上場する企業の、固定資産譲渡が相次いで発表された。
橋梁メーカーのサクラダは、千葉県八千代市にある同社八千代工場の一部を、安田信託銀行に信託した後、信託受益件をワイ・エル・プロパティーズ(東京都千代田区)に2,956百万円で売却した。NKK系列の鋳鋼品・鋳鉄品メーカー日本鋳造は、広島県福山市にある社宅を日本鋼管グループの福利厚生、社宅賃貸業務などを行うエヌケーエフに498百万円で売却する。持田製薬は、東京都北区にある同社王子事業所跡地の再利用を図るため、敷地の半分2,167平方メートルを1,244百万円で大京に売却する。残地については新たに建物を建築し、同社の一部機能を移転して使用する予定。東陽倉庫は、大阪府茨木市にある賃貸用物件を寺西産業及び関西ハウジング(譲渡敷地面積4,600平方メートル)へ501百万円で、個人(同1,779平方メートル)へ288百万円で売却した。特装車メーカーの新明和工業は、東京都墨田区にある遊休地578.30平方メートルを、医薬品販売会社カイゲンに306百万円で売却した。
各社とも業績には既に織り込み済みで、業績に与える影響は少ない。資産の効率化の観点から、積極的に資産処分を進める上場企業の流れは当面続きそうだ。













