東京圏ビジョンを作成 三井不動産
三井不動産は、昨年6月から1年間にわたり伊藤滋慶応大学教授を座長とする学識経験者を中心に、魅力ある国際都市・東京の再構築を目指した「東京圏ビジョン」を作成し、同社S&E総合研究所が取りまとめた。
ビジョンでは、東京圏の活性化のための重点地域として、1.「ウォーターフロント」(羽田の東京国際空港からディズニーリゾートに至るエリアを想定し、ハイクオリティーな臨海都市空間を創造する)、2.「都心三区」(確立された評価を持つ都心地域)3.「東京コンテンツベース」(渋谷ビットバレーなど都心部から西南部のコンテンツ創造地域)を挙げた。
また多彩な諸文化を育む地域として、歴史的・伝統的文化地域(上野・浅草、谷中・根津・千駄木、深川など)、新山の手文化地域(自由が丘・代官山・二子玉川、渋谷・新宿・吉祥寺)、多国籍コミュニティー地域(大塚・池袋、高田馬場・新大久保)、都市型製造業の集積する地域(大田区、北・板橋区、墨田・葛飾区)を挙げている。
ビジョンでは、都市政策に関する提言として、1.一極集中・放射構造から多極分散・環状構造への転換、2.都市の美観と安全を確保するための誘導的都市計画の策定、3.新しい「東京臨海都市」の創造、4.大規模プロジェクトと無数の小規模プロジェクトの推進、を訴えている。













