日銀短観、不動産業は厳しい見通し
日銀は13日、企業短期経済観測調査(短観)を発表した。(回答期間11月10日から12月12日)
業況が「良い」とする企業から「悪い」とする企業を引いた業況判断指数(DI)は、全産業・規模の最近(回答時点)が-14%(前回比1ポイント増)、先行き(3ヶ月先まで)が-15%(同1ポイント減)と低いレベルでほぼ横ばいとなっている。ただし1998年後半のボトム時に比べると明らかに回復途上にあり、経済政策などの後押しによる景気回復への道筋が期待される。
また不動産業の業況判断を見ると、大企業、中堅企業の最近の業況に対する厳しい見方が目立つ。DIはプラスを維持しているものの、前回比では大企業が17%(25ポイント減)、中堅企業が15%(7ポイント減)となっている。先行きについては、特に中小企業のDIが-13%(10ポイント減)で悲観的な見方をしていることがうかがえる。
また全産業・規模の資金繰りDIの先行きについては、大企業7%、中堅-10%、中小-20%と軒並み6から9ポイント減で規模が小さくなるほど苦しいと回答。借入金利水準DIの先行きについては大企業28%、中堅32%、中小28%と引き続き上昇するとの見方が多い。













