売れ行き好調物件に神奈川公社の「グロス・ヴュー・スクエア」
工業市場研究所は、5月に新規供給されたマンションのうち売れ行き好調物件に神奈川県住宅供給公社の「グロス・ヴュー・スクエア」(総戸数600戸、第1期販売119戸)を、注目物件に中央商事と東急不動産の「グランフォーレ戸塚ヒルブリーズ」(総戸数206戸、第1期販売105戸)を選んだ。
「グロス・ヴュー・スクエア」(川崎市川崎区田町)は、公的機関が事業主の京浜急行大師線小島新田駅徒歩4分という駅近大型物件で、この辺りでは住環境も恵まれている。平均坪単価も126.4万円で、周辺物件に比べ割安感があった。また、約3万平方メートルの敷地に4棟の建物がゆったりと配置され、緑化計画、共用施設やソフトサービスも充実しているが、各住戸の玄関回りに吹き抜けを設けることで独立したアルコーブを通るアプローチ、主開口部側に配したキッチンなどのプラン、設備面で床暖房と浴室乾燥機の標準装備、セキュリティ面で24時間有人管理や防犯カメラといった商品企画が人気で、平均3.77倍で即日完売した。なお、販売代理は住友不動産販売、東急リバブル、京急不動産、神奈川ハウジングサービス、三菱地所住宅販売。
「グランフォーレ戸塚ヒルブリーズ」(横浜市戸塚区吉田町)は、短期間に多数の新規供給が相次いだエリアの物件だが、日立製作所の技術協力による「ホームITシステム」や免震構造とスーパーアウトフレームを組み合わせた「ハイブリッド構造」の採用といった差別化を図ったのが特徴。販売面でも見せ方に工夫を凝らした模型・ビデオ・ブースなど注目度が高く、平均坪単価163.6万円とやや割高にもかかわらず1500組を集客、完売した。販売代理は東急リバブル。













