ユニバーサルデザインマンションの動向でレポート、長谷工総研
長谷工総合研究所はこのほど、製品、建物、環境などの面において、年齢や性別、身体状況にかかわらずに利用しやすいデザインを考慮する「ユニバーサルデザイン」(略・UD)を取り上げ、採用が目立ち始めたマンション導入の現状を分析したレポートをまとめた。
それによると、1970年代に米国で提唱されたUDは、日本国内では90年代に高齢化の進展から急速に注目されはじめた。マンションへの導入は96年ごろだが、主要デベロッパー各社が導入に積極的に取り組むようになったのは、昨年くらいからだという。2001年1―7月に首都圏で新規供給された約5万3000戸のうち、UDを広告表現などに用いるなどしたマンションは47棟3885戸で、全体の7.3%を占め、導入例を分類すると、ブランド戦略型、標準規格型、個別企画型の3つに分けられる。
同レポートでは、マンション導入の取り組みははじまったばかりで、今後の課題に、1.消費者からの声を重視して常に改善を継続する姿勢、2.消費者への普及啓発、3.生活者の視点など多角的に捉える必要性から異分野間との連携・協力の促進、の3点を指摘している。また、より良い住まいづくりを追求することがUDに取り組むことの「最大の意義」としている。
なお、同レポートは9月26日の同研究所発行の「CRI」9月号に掲載される。













