東京都心部で上昇、2001年の中古マンション価格
地価下落が続く中、個人住宅も資産デフレの一途をたどっているかに見えるが、東京カンテイがこのほどまとめた「マンションデータ白書」によると、2001年の東京都心部における中古マンション1戸あたりの平均価格は、前年比107.4%となる3825万円で額にして263万円アップし、市場全体が緩やかな下落傾向にあるのに反して上昇に転じていることが分かった。
同エリアの坪単価も、同102.6%の204.9万円となっており、新築マンションと競合する中で都心立地という、もともとの優位性が表れてきていることが要因ではないかと、同社では見ている。
これを首都圏全体で見ると、1戸あたりの価格は前年比97.7%の2390万円、坪単価も同94.6%の116.3万円で、下落率は年々縮小傾向にあるものの、依然として下げ止まりには至っていない。ただ、都心回帰で需要が根強い新築市場が中古市場へさらに影響を及ぼし、局地的上昇が市場全体に影響を与える可能性も今後十分に考えられるとしている。
この調査は、同社のデータベースに登録されたマンションの中から売事例を収集・分析したもの。













