「六本木ヒルズ」にノンリコースベースの開発型ファイナンス 森ビル
森ビルは、東京・六本木で進めている国内最大級の再開発プロジェクト「六本木ヒルズ」の資金調達でノンリコースローンのスキームを組成した。
同プロジェクトの総事業費は2700億円だが、森ビルはこのうち約1000億円を自社出資でまかない、残額をSPC/六本木ヒルズフィナンシャルコープを通じ、日本政策投資銀行からの長期ローンと国内4大金融グループをはじめとする民間金融機関団からのローンで調達する。資金調達スキームは、竣工後に見込まれるキャッシュフローを前提にした長期的・安定的なストラクチャーを構築し、巨額の調達を可能にするノンリコースベースによるシンジケート団を組成したのが最大の特徴。今回、みずほ証券をファイナンシャルアドバイザーに、日本政策金融銀行と民間金融機関団リードレンダーに富士、三井住友、第一勧業、東京三菱、UFJ、日本興業各行と組成・構築した資金調達スキームは、竣工後に実行されるノンリコースベースのパーマネントローンコミットメント、日本政策投資銀行からの長期ローン、建設期間中の森ビル保証の建設ローンの組み合わせで、大規模複合施設への導入は日本初。日本政策投資銀行からの長期ローンを組み入れたことで、ファイナンスリスクを減少していることに意義があるという。













