ヒートアイランド抑止の新技術の有効性を確認
川崎製鉄と鹿島道路は、両社が共同開発したヒートアイランド現象抑止の新しい舗装技術に関し、性能検査を行い、このほどその有効性を確認した。ヒートアイランド現象は、路面の舗装やエアコンの排熱などにより、都心部で局地的に気温が上昇する現象で、世界中の都市でその存在が確認されている。
両社が開発したのは、透・排水機能を持たせた保水性舗装で、保水材に鉄鋼副産物である高炉スラグを利用している。今回の性能検査は、今年3月に施工された千葉駅前バスレーン(施工面積:2685平方メートル、厚さ5センチ)において行われた。その結果、透・排水機能の保持と一般舗装に比べて15度の路面冷却効果を確認した。また、昨年8月に試験施工した川崎製鉄千葉製鉄所内の舗装体(厚さ5センチ)においては、施工1年後でも、舗装部では15度の冷却効果を確認したという。
今後両社はこの舗装技術の普及に努めるとともに、「ヒートアイランド現象の抑止」と「鉄鋼スラグのリサイクルによる資源有効活用」を通じ、省エネや二酸化炭素の排出抑制をはかっていくという。













